「人はやりたいと言いながら、それをやらないことで心の安定を保っていることがある」
最近読んだ記事に、思わず「なるほど〜」と納得してしまいました。
冒頭は心理セラピストの杉田隆史さんが紹介していた話の内容。
たとえば、「独立したい」ってずっと言ってるのに、なかなか行動に移さない人っていますよね。
実はその「独立したい」という夢そのものが、悩みであり希望でもあるらしいんです。
行動しなければ、「まだできるかもしれない」という希望を持ち続けられる。
でも実際にやって、うまくいかなかったら…その希望はなくなってしまう。
だから、動けない。
なんだか、すごく人間らしい話だなぁと思いました。
やりたいことの見つけ方って難しくてよくわからないですよね。
でもね、行動できないには理由があるんですね。
杉田さんは、こういう「やりたいと思っていること」が本当にやりたいことかどうかを見極めるために、こんな質問を投げかけています。
これ、けっこうグサッときました(笑)。
本当にやりたいことって、気がついたら自然とやってるもの。
仕事が忙しくても、家族がいても、時間やお金がなくても、「好きだから」やっちゃう。
逆に、いつまでも「状況が整えば…」って言ってやらないことって、本当はやりたいんじゃなくて、「やりたいと思っていたいだけ」なのかもしれません。
記事を読んでいて思ったのは、ボク自身も「やりたいと思いたいだけのこと」に振り回されていたことがあったなぁってこと。
でも、今は少しずつでも独立に向けて動いています。
小さな一歩でも、進んでるなって思えたことで、ちょっと前向きな気持ちになれました。
やりたいことって、気持ちのなかにあるだけじゃ前に進まないし、ときにはその「夢」が自分の心の安定になっている場合もある。
だからこそ、「本当にやりたいことってなんだろう?」って、立ち止まって考えてみるのも大事だなあと思いました。
62歳になっても、まだあきらめずに前に進みたいおっさんです。
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