こんにちは、おっさんです。
今日は「知らないと損する後期高齢者医療制度の仕組みと負担を減らすコツ」 についてお話しします。
私自身は後期高齢者まではまだまだ先ですが、
ばあば(亡母)の介護の際に関係で調べたことがあるのでちょっと知識があります。
じいちゃん(義父)も結構な高齢になってきたのでこれから必要になるでしょう。
ばあばが生きていたころは後期高齢者医療制度をずいぶんと活用させていただきました。
市役所に行くのが面倒ですが、ずいぶんと経済的に楽になります。
後期高齢者医療制度は 75歳以上の方が加入する医療保険制度ですが、

保険料が高い!

自己負担割合が変わるの?

負担を軽くする方法は?
など、知らないと損をしてしまうことがたくさんあります。
今回は後期高齢者医療制度の仕組みと、負担を軽減するポイントを解説します。
後期高齢者医療制度について、よくわからないまま加入していませんか?
例えば…

保険料が思ったより高くて驚いた!

年金から自動的に引かれているけど、どういう仕組み?

低所得者向けの軽減措置があるって本当?
こうした疑問を解決せずにいると、
本来受けられる支援を見逃してしまう ことがあります。
そこで今回は、
✅ 後期高齢者医療制度の仕組み
✅ 自己負担割合の決まり方
✅ 保険料を抑える方法
✅ 軽減制度の活用ポイント
について解説していきます。
このポイントを押さえておけば、
知らずに損をすることなく、安心して医療を受けられます。
では、早速本題に入っていきましょう。
後期高齢者医療制度の仕組みとは?
① そもそも後期高齢者医療制度とは?
後期高齢者医療制度は、75歳以上の人(または一定の障害がある65歳以上の人)が対象の公的医療保険制度です。
特徴
国と自治体が運営する公的な医療保険制度で、保険料は所得に応じて決まります。
医療費の自己負担割合は 1割・2割・3割 の3段階あって、負担を軽減する 各種制度があります。
② 保険料の仕組み
保険料は 「均等割額」と「所得割額」 の合計で決まります。
均等割額 → すべての加入者が負担する基本額です。
所得割額 → 所得に応じて加算される金額です。
保険料は年金から天引きされることが多いですが、口座振替を選ぶことも可能です。
③ 自己負担割合の決まり方
後期高齢者の医療費自己負担は 1割・2割・3割 の3段階です。
1割 : 所得が一定以下の人
以下の2割、3割に該当しない場合
2割 : 年収200万円以上(単身)、320万円以上(夫婦)
(1)(2)の両方に該当する場合
(1)同じ世帯の被保険者の中に課税所得が28万円以上の人がいる。
(2)同じ世帯の被保険者の「年金収入」+「その他の合計所得金額」の合計額が
以下に該当する。
・1人の場合は200万円以上
・2人以上の場合は合計320万円以上
3割 : さらに高所得の人(現役並み)
同じ世帯の被保険者の中に課税所得が145万円以上の人がいる場合
※一定の基準・要件を満たす場合、窓口負担割合が1割または2割になるケースあり。
たとえば…
年金収入が 180万円以下 の場合、控除額は 110万円 なので、課税所得は 70万円 となります。
180万円ー110万円=70万円
この場合、自己負担割合が 1割になる可能性が高い ということです。
控除を考慮した所得計算を理解して、 無駄な負担を減らしましょう。
親と同居している人であっても、「世帯分離」することで、親世帯の所得を減らす効果があります。
私はまだ75歳になっていないので、計算するしかないのですが、
私が75歳時点での所得は恐らくチョビン(妻)と2人で320万円には届かないと思いますので
2割負担かなと思います。
私が死んでチョビン(妻)一人になった場合、チョビン(妻)の年金と私の遺族年金合わせても
200万円にはならないと思いますので1割負担でしょうか。
もし私が68歳まで年金受給を遅らせた場合は状況が違います。
2人で合わせると年金額(所得)合計が320万円を超えてしまうので、
3割負担になってしまいます。さて、受給開始年齢を何歳からにするか考えどころです。
保険料や負担を減らす方法
① 保険料の軽減制度を活用する
所得が一定以下の場合、「均等割額の軽減」 を受けられる可能性があります。
② 高額療養費制度を活用する
1ヶ月の医療費が一定額を超えた場合、超えた分が払い戻される 「高額療養費制度」 があります。
例えば…
所得が低い方 → 1ヶ月の上限 8,000円程度
一般所得者 → 1ヶ月の上限 18,000円程度
医療費が高額になったときの負担を大きく軽減できます。
③ 限度額適用認定証を活用する
病院の窓口での支払いを事前に減らせる 「限度額適用認定証」 も活用できます。
自治体の窓口で申請可能です。
まとめ:後期高齢者医療制度のポイント
📌 75歳以上が対象の医療保険制度
📌 自己負担割合は1割・2割・3割に分かれる
📌 保険料は「均等割額+所得割額」で決まる
📌 負担を減らす軽減措置を活用しよう!
📌 高額療養費制度や限度額適用認定証を忘れずに
後期高齢者医療制度をしっかり理解し上手に活用することで、医療費の負担を軽減 できます。
「知らなかった!」では損をしてしまうので、ぜひこの機会にしっかり確認してみてください。
コメント