雇用継続給付金ってどんなもん？給料減っても、ちょっぴり嬉しい！ 60歳定年で継続雇用したおっさんの選択

こんにちは、おっさんです。
60歳でめでたく（？）定年を迎え、現在も会社で継続雇用として働いています。

いやー、人生って色々ありますよね。
もしあと1年若ければ、うちの会社も65歳定年だったんですよ。
ちょっと惜しい思いはありますが、これも運命ですから仕方ありません。

で、一度定年を迎えると、やっぱり気になるのがお給料。
私の場合は、現役時代の7割ちょいになっちゃいました。
まあ、仕方ないとは思いつつも、やっぱり少し寂しい気持ちになりますよね。

そんな時、救世主のような存在が「雇用継続給付金」という制度なんです。

雇用継続給付金って何？簡単に言うと…

この雇用継続給付金、簡単に言うと、定年後も会社に残って働く（継続雇用）ことになった人で、お給料が定年前より大幅に減っちゃった場合に、国からいくらかお金がもらえる制度です。

「え、そんな美味しい話があるの？」って思いますよね？私も最初は半信半疑でした（笑）。

もちろん、誰でももらえるわけではありません。主な条件はこんな感じです。

ね？そんなに難しい条件ではないですよね。

さて、一番気になる給付金の額ですが、これは再雇用後のお給料（賃金月額）が、60歳になる直前6ヶ月間の平均賃金（賃金日額×30日）と比べて、どれくらい減ったかによって決まります。

高年齢雇用継続給付の支給率

| 賃金の低下率 | 支給率 “大和証券のサイト（大和証券の雇用継続給付金解説ページ）によると、支給される割合は以下のようになっています。

（注） 支給対象となる賃金には上限額があります。

ハローワークのサイトではさらに細かい分類資料が提供されています。
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/kounenrei.pdf

私の場合も、現役時代より結構お給料が減ったので、毎月ちょっぴりですが、この給付金をいただけています。
パーセンテージで聞くと「そんなに多くないのかな？」と思うかもしれませんが、毎月もらえると、本当にありがたいですね。
ちょっとしたお小遣いになるというか、精神的な支えにもなるというか（笑）。

申請の手続きは、基本的に会社がやってくれることが多いです。

再雇用されたときに、会社の人事の方から説明があるはずなので、よく聞いてみてください。
自分で書類を用意したりする手間は、そんなにないと思います。

もし、会社からの説明がなかったり、自分で申請する必要がある場合は、ハローワークに相談してみるのが一番確実です。親切に教えてくれます。

私は準備がいいので（笑）
しっかりネットや本で調べて書式をダウンロードして、総務課に提出しました。

定年後も働くことを選んだ私たちにとって、雇用継続給付金は本当にありがたい制度です。少しでもお給料のダウンをカバーしてくれるのは、本当に助かります。

もし、周りの定年を迎えた方で、継続雇用で働いている人がいたら、「こんな制度があるよ」って教えてあげてくださいね。

それでは、これからもボチボチ頑張っていきましょう！

雇用継続給付金の段階的縮小が発表されました。
https://use-charlotte.jp/columns/c049/

ですから記事中の支給率や上限額は制度改正によって変更される可能性がありますので、必ず最新の情報を厚生労働省の公式情報源やハローワークで確認するようブログ読者に促してください。大和証券のサイトも参考になりますが、最新情報は公的機関の情報を確認することが重要です。