こんにちは、おっさんです。
今日は近所の学校で運動会が予定されていますが、朝からあいにくの雨模様。
10時ごろには晴れるとの予報ですが、
昨夜から降り続いているので、グラウンドの状態が気になります。
こういう日は、なっしー(息子)が小学生だった頃を思い出しますね~。
あの頃は、よく場所取りのために早朝から並んだものです。
運動会は朝8時30分ごろから始まるのに、
保護者たちは前日から場所取り合戦を始めます。
私は当日早朝4時ごろに学校に到着していたのですが、
その時点ですでに100人以上の保護者が並んでいました。
中には、前日の23時ごろから来ている強者もいたとか。(!)
グラウンドの周囲にはテントが設置されていて、
保護者用の観覧エリアはあらかじめ決まっています。
そのテントの最前列を確保するために、
保護者たちは早い者勝ちの戦いに挑むわけです。
ただし、学校側のルールで
「テント内には朝6時までは入ってはいけない」と決まっているため、
皆テントの外側で待機。
「うちは〇人座るからこのくらいのスペースは確保しますよ」と言わんばかりに、
予定の広さ分のシートを広げて、後から来る人たちをけん制します。
折り畳みチェアにどかっと座ったり、横になって仮眠をとったりする姿もありました。
後から来た保護者たちは、それを見て
「ああ、このスペースはもう無理だな。別の場所を探そう」などと考えながら、
自分たちの観覧場所を決めていくのです。
とりあえず場所が決まったら解禁時間までは真っ暗な中、
スマホで記事を読んだり、音楽プレーヤーを聴いたり、
懐中電灯の明かりで読書したり、
持参した水筒のホットコーヒーをすすりながら
ひたすら暇つぶしです。
いよいよ朝6時直前になると、先生がグラウンド中央に現れ、
6時ちょうどにピストルを一発。これが場所取り解禁の合図です。
先生も早朝から勤務、ご苦労様です。
さて一方、ピストルの号砲と共に保護者たちは一斉にダッシュ開始。
まるで競馬のスタートのようです。(笑)
運動会が始まる2時間以上前に、
最前列をめぐる「保護者運動会」が繰り広げられるわけです。
足の速い人、要領の良い人、ちょっと強引な人が好位置をゲットしていきます。
私もね、チョビン(妻)となっしー、
それにばあばやばーちゃんがゆっくりお弁当を食べられるスペース
を確保するために必死でしたよ。
普通のブルーシートではペラペラでスペースの確保が難しいため、
うちではシルバーの保温シート、蛇腹式の大判レジャーシートを準備しました。
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これならスタート前に広げやすく、
形も崩れず、周囲へのアピール(威嚇?)にも効果的。(笑)
風でめくれる心配も少なめです。
唯一の欠点は、広げた状態が鳥の羽のようで、
目的地に向かう数メートルの間、空気抵抗をモロに受けて進みにくいこと。
でも、それを含めて戦略です。
このスタイルで6年間やってきましたが、比較的高い成功率を誇っていました。
最前列か、悪くても2列目まではしっかり確保できていたと思います。
朝4時からの2時間の苦労で済むなら、まあ上出来ですよね。
さすがに前日の23時から7時間も粘るのは無理でしたから。
年々、児童数が増えて場所取りが難しくなってきた時期もありましたが、
それも今では懐かしい思い出です。
家族や子どものためにできることって、
その時にやっておかないと、もう二度とできません。
なっしーももう大学生。もうすぐ社会人です。
どんどん親の手を離れていく中で、何か世話ができるうちは、
やっておくべきなんだと今は思います。
チョッピーとも時々、
「あの頃は大変だったけど楽しかったね~」なんて話して、
ほっこりしています。
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