我が家はフレッツ光のニフティ回線です。
最近、ニフティからv6サービス(IPoE接続)に切り替えたほうがネット回線が早くなるので切り替えてねというメールが頻繁にくるようになりました。
契約はフレッツ光マンションタイプ、@nifty v6サービス(IPoE接続)のようですが、実際にはIPv4で接続されています。
Wi-Fiルータのリセットしたら、もしかしたら切り替わらないかな~?
なんて都合よく考えちゃって、説明書を見ながらリセットしたら、急に繋がらなくなりました。
我が家のルーターがNEC Aterm WG1200CRといって、古いタイプのものだからです。
さて困った。
PCはもちろん、私のiPhoneやチョビン(妻)のXperiaもWi-Fiをヘビーに利用してますから、つながらないのはとっても不便です。
ワイモバイルのシンプルS契約は1カ月3GBなので、その程度では動画視聴なんてしたらあっという間にギガ使い果たしちゃう。Wi-Fiは必須です。
なんとかしなければ!!
ということでチャレンジしたのですが、結局修復まで丸2晩かかりました。
どうやったかを解説していきたいと思います。
Aterm WG1200CRはNEC製の定番ルーターで、@nifty+フレッツ光のPPPoE接続設定が必要です。
今回のようにWi-Fiルーターをリセットするとプロバイダの接続情報(PPPoE設定)が消えるため、再設定すれば復旧できるはず。
✅【NEC Aterm WG1200CR】インターネット再接続の手順(@nifty回線)
🔹ステップ1:ルーターの設定画面にアクセス
- スマホまたはPCで WG1200CRのWi-Fi に接続
(SSIDとパスワードはルーター本体の側面や底面に記載)
- ブラウザを開いて以下を入力:
または http://192.168.10.1aterm.me - ログイン画面が表示されます
– 初期ユーザー名:admin
– 初期パスワード:ルーター本体に記載されている「Web PW」
🔹ステップ2:PPPoE(プロバイダ)接続の再設定
- 管理画面のトップメニューから
→「基本設定」
→「接続先設定(PPPoE)」 を選択 - 「接続先1」を編集(または新規作成)
- 契約時に@niftyから届いた接続情報を入力:
項目 入力内容
接続先名 任意(例:@nifty)
ユーザー名(接続ID) abcd1234@nifty.com のような形式
パスワード @niftyのパスワード
接続方法 常時接続(推奨) - 設定を保存(「設定」→「保存」→「再起動」)
🔹ステップ3:接続確認
- ルーターの「PPP」ランプ(または「Internet」)が緑点灯していれば接続成功
- スマホやPCでインターネットが使えるか確認
🔧 うまくいかないときのチェックリスト
我が家の状況まとめ
プロバイダ:@nifty
サービス:@nifty v6サービス(IPoE契約だが…)
実際の接続:IPv4(PPPoE)接続が使われていた
現象:ルーター初期化でPPPoE設定が消えた可能性が高い
📌 背景の説明(わかりやすく整理)
@niftyのv6サービスは「IPv6(IPoE接続)」が基本なのですが、
・古いルーター
・v6プラス非対応のルーター
の場合は自動的に従来の「PPPoEによるIPv4接続」で動いていることがよくあります。
WG1200CRはv6プラス非対応のため、おそらくIPv4(PPPoE)で繋がっていたと思われます。
→ 初期化でPPPoE設定が消えた
→ 今は認証が通らずネットに繋がらない
🔧 解決策(ズバリこれ)
➔ PPPoEの再設定を行う
やり方まとめ
① ルーター管理画面に入る
http://aterm.me または http://192.168.10.1
ユーザー名:admin
パスワード:ルーター本体の裏面に記載
② 「接続先設定(PPPoE)」を開く
③ 以下の情報を入力
接続ID(例: abcd1234@nifty.com )
接続パスワード(@niftyから提供されたパスワード)
④ 保存して再起動 → 接続確認
❗もしPPPoE接続ID/パスワードが不明だったら
以下から確認・再発行可能です:
👉 @nifty会員サポート – ID・パスワード確認
💡 もし「v6プラス対応ルーター」に買い替えると…
- 面倒なPPPoE設定が不要
- 速度も安定(混雑に強い)
- つなぐだけで自動認証 → 今後トラブル減
👉 例えば、NEC Aterm WX3000HP2 / BUFFALO WSR-5400AX6S など
PCと iPhone はつながりましたが
PPPoE対策を実行して無事、PCと私の iPhone 12 s はつながりましたが、なぜかまだ Android がつながりません。
これはまた別の問題が発生してしまいました(汗)
📌 Androidだけ繋がらないときによくある原因
原因候補 / 内容 / 対策
- IPアドレス取得の失敗 ⇒ DHCP設定のズレ ⇒ Wi-Fiを一旦削除 → 再登録
- 古いWi-Fi情報が残っている ⇒ リセット前の設定を記憶している ⇒ 「ネットワーク設定のリセット」を実行
- 2.4GHz/5GHzの周波数問題 ⇒ Android機種によっては片方のみ対応 ⇒ どちらの周波数帯か確認する
- MACアドレスランダム化 ⇒ Android 10以降の機能 ⇒ 固定MACに設定して試す
- セキュリティ設定の違い ⇒ WPA3非対応など ルーター側のWi-Fi暗号化設定を確認
🔧 まず試したい対処法
① Wi-Fiネットワークの削除 → 再接続
- Androidの「設定」→「Wi-Fi」
- 問題のWi-Fiを長押し →「ネットワークを削除」
- もう一度SSID(Wi-Fi名)を選んで、パスワードを入力し直す
② ルーターのWi-Fi暗号化方式を確認
WG1200CRの管理画面に入り:
- 「Wi-Fi設定」→「暗号化方式」
- WPA2-PSK(AES)に統一するのが安定(AndroidはWPA3非対応機もある)
③ Androidの「ネットワーク設定のリセット」
- 「設定」→「システム」→「リセットオプション」
- 「Wi-Fi、モバイル、Bluetoothをリセット」
※これでネットワーク周りの設定が初期化されます
④ MACアドレスのランダム化確認
Android 10以降ではMACアドレスのランダム化が影響することがあります。
- 「設定」→「Wi-Fi」→ 対象のSSIDを選択
- 「詳細設定」→「プライバシー」→「デバイスのMACを使用」に変更
チョビン(妻)のAndroidはXperiaなので、対処法はもっと具体的になります。
Xperiaで起こりやすいWi-Fiトラブルのパターン
パターン / 状態 / 原因候補
- Wi-Fi自体に接続できない SSID選択→パスワード入力→接続失敗 古い情報が残ってる・暗号化設定の不一致
- Wi-Fiは繋がるが「インターネットなし」表示 Wi-Fiアイコンに「!」マーク IPアドレス取得失敗・DNS問題・MACランダム化
📌 Xperiaでのおすすめ対処手順
🔧 ① 一旦Wi-Fi情報を削除
- 設定 → ネットワークとインターネット → インターネット
- 問題のWi-Fiを長押し → 「削除」
- ルーターのSSIDを選び直して再接続
- パスワードを正確に入力
※ これで多くの場合は復旧します。
🔧 ② MACアドレスランダム化を解除(かなり有効)
- 設定 → ネットワークとインターネット → インターネット
- 対象のWi-Fiを選択 → 「詳細設定」
- プライバシー:「ランダムMAC」になっていれば「端末のMACを使用」に変更
→ これでIPアドレス取得が安定します。
🔧 ③ ネットワーク設定を全体リセット(最終手段)
もし②まででダメな場合:
- 設定 → システム → リセットオプション → Wi-Fi、モバイル、Bluetoothをリセット
→ これでWi-Fi設定が完全に初期化されます。
再度Wi-Fiを選んで接続します。
🔧 ④ ルーター側の確認も
- Wi-Fi暗号化方式は「WPA2-PSK(AES)」推奨
- 周波数帯:2.4GHzと5GHz両方ONに
(Xperiaはたまに5GHzとの相性が出る機種も)
今回は、XperiaのA203SOで「インターネットに接続されていません」と表示されます。
→ ここでの「インターネットに接続されていません」は、まさにIPアドレス取得・DHCP・DNSあたりの問題が濃厚です。
ルーターリセット後によく起きる現象だそうです。
📌 今回の原因をかなり絞り込みます
想定原因と理由
- DHCPでIPアドレス取得できていない → ルーターの設定リセット後、Androidと相性問題
- MACランダム化の影響 → Xperia 10 III Lite世代はこれでトラブル多発
- DNS取得失敗 → AndroidでIPv4→IPv6変換に失敗してる場合あり
- 5GHz帯の不安定 → XperiaとWG1200CRの古いファームで時々あり
🔧 やってほしい手順
✅ ① MACアドレスランダム化の無効化(まずこれ)
- 設定 → ネットワークとインターネット → インターネット → 接続するWi-Fiを選択
- 「プライバシー」 → ランダムMAC → 端末のMACを使用 に切り替え
→ これだけで繋がるケースがかなりあります。
✅ ② IPアドレスを手動設定
もし①でダメなら、DHCPの代わりに一旦手動で割り振ってみます。
- 同じ設定画面で「IP設定」を開く
- DHCP → 静的(固定IP) を選択
- 例として以下を入力(ルーターのLAN設定に応じて調整)
項目
- IPアドレス
- ゲートウェイ
- DNS 1
- DNS 2
例
- 192.168.10.50(他の機器と被らない値)
- 192.168.10.1
- 8.8.8.8(Google DNS)
- 8.8.4.4(Google DNS)
→ これで繋がる場合はDHCPの不具合だったと特定できます。
✅ ③ ルーターのWi-Fi設定を確認
WG1200CR管理画面:
- 暗号化方式:WPA2-PSK(AES)のみに統一(WPA3やTKIPは外す)
- 周波数帯:2.4GHz優先で一旦試す
- 省電力設定(ECOモード)OFF
✅ ④ ルーターのファームウェア確認
WG1200CRは古いファームが入ってるとAndroidとの相性が出る事あり。
NEC公式から最新版に更新可能です。
👉 NEC Aterm WG1200CR ファームウェア更新ページ
🔧 ここまでで9割復旧するはず
実はこの A203SO × WG1200CRの組み合わせは結構ありがちな相性問題 でして、
特に「MACアドレスのランダム化」がトリガーになるケースがとても多いです。
我が家の場合は以下の方法を全部やりました。
- PPPoE設定
- AndroidのWi-Fi設定を一旦削除 → 再接続
- WG1200CRの管理画面からWi-Fi暗号化方式をWPA2-PSK(AES)に統一
- ルーターの省電力設定(ECOモード)OFF
- Androidの「ネットワーク設定のリセット」
- AndroidのMACアドレスのランダム化確認 → 「デバイスのMACを使用」に変更
- AndroidのIPアドレスを手動設定
今回はこれだけやってなんとか復旧にたどり着くことができました。
結局、どれが一番効果的だったのかはわからずじまいです。
いや~、自分でやったこととはいえ、
チョビン(妻)は機械オンチですから、こういうことは全部私まかせです。
私も嫌いじゃないんでやるんですが、今回はずいぶん苦戦しました。
疲れました~。
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