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やる気ゼロの定年サラリーマンが、それでも出勤する理由

やる気ゼロのサラリーマンが出勤する理由 家族のはなし

定年を前にしたあるサラリーマン、今日もスーツを着て出勤します。

彼の心の中では「もう仕事はいいかな…」という声がこだましていますが、それでも彼は出勤します。
なぜかって? それは――生活がかかっているから

でもそれだけじゃない。今回はそんな“やる気ゼロ”のサラリーマン(おっさん)の心の中をのぞいてみましょう。


■ 昨日と同じ、そして明日も同じ

部下のいる管理職という立場だけど、日々の仕事は「昨日と同じ案件」「去年と同じ行事の段取り」「毎月恒例の予算調整」…。

書類を確認して、ハンコを押す。
提出された資料に目を通し、不備を見つけて指摘。
「これ中身精査せずにそのまま持ってきたな?」と心の中でつぶやく。

それでも、「はい、これお願い」と回ってくる。
まるで同じボタンを押すと同じ映像が流れる“職場版リピート再生マシーン”


■ モチベーション?給湯室に忘れてきました

正直なところ、モチベーションはほぼゼロ。
やる気スイッチ? たぶん引き出しの奥でホコリかぶってます。

「今日は会議だけか…」
「午後はまた同じ報告書か…」
と、心の中でつぶやきながら、今日も出社。

それでも、真面目にやってる部下には敬意を払いたい。
でもね、たまに露骨にサボってる部下を見ると、注意するのもエネルギーが要る。

自分もあまりやる気がないくせに、部下を叱るって…矛盾してる気がして。


■ 映画も行けず、ゴルフも行けず、旅行もご無沙汰

やりたいこと? そりゃありますよ。

  • 1日中、映画館のはしご
  • 平日の昼間からショートコースでゴルフ
  • 妻と気ままな温泉旅行

でも、現実は違う。

  • 映画? チケット代より今日の電気代が気になる
  • ゴルフ? 休みが合わないし、体力も微妙
  • 旅行? 妻の勤務シフトがびっしり

自由がほしい。でも現実の壁は分厚い…。


■ 仕事を辞めたい。でも収入は欲しい(ワガママ?)

辞めたい気持ちはあるんです。毎朝、電車の中で「これが最後の通勤だったらなぁ」と妄想することもあります。

だけど、家計簿アプリを見るたびにその妄想は打ち砕かれる。

「今の収入がゼロになるのは…正直キツい」
「年金はまだだし、妻の収入だけに頼るのもなあ」

結果、今日もネクタイを締める。


■ 本当にやりたいのは、もっと別の“何か”

実は、自分なりに副業も始めてる。
夜にこっそりブログを書いたり情報起業したりして、少しずつ収入を増やしてる。
音楽を作ってYouTubeにアップしたこともある。

「こんな自分でも、何かを発信してもいいんだ」
「自分の経験が、誰かの役に立つかもしれない」

そう思える瞬間が、ほんの少しだけ、自分を前に進めてくれる。


■ 「社会にとっての自分の価値」って何だろう

かつては「会社に貢献することが自分の価値」と思っていた。
でも、今は違う気がしている。

もっと素の自分で、誰かの役に立てること。
それが自分にとっての「次のステージ」かもしれない。

「社会の役に立ってますマーク」みたいなものがあったら、せめてワッペンくらいはもらいたいな。


■ 今日も出勤。だけどそれは“準備運動”かもしれない

本音では辞めたい。でも、急には辞められない。
だからこそ、今の出勤は「次に飛び立つための助走」なんだと思うことにした。

書類にハンコを押しながら、次に出すブログ記事のことを考える。
会議中、ふとした会話からネタを思いつく。

「今日も仕事に行く」=「今日も人生をちょっとだけ前に進める」
そんな風に思えたら、出勤も少しは悪くない。


■ まとめ:本音で言えば…

やる気はない。でも、毎日は続いていく。
だから今日も出勤して、次の一歩を探してる。

辞めたい気持ちはある。けど、未来への希望もある。
“定年サラリーマン”の葛藤と模索は、実はけっこうドラマチックなのかもしれない。


あなたも少しずつ“次の一歩”を探してみませんか?
出勤だけが人生じゃない。やる気がなくても、希望は持てる――かもしれません。

コメント

  1. しい より:

    すごく共感しました。分かる、わかるでした。次の一歩を探して頑張ります!

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