はじめに:老後って、なんか不安…
最近、「老後破産」なんて言葉、よく聞きませんか?
ちょっと前までは他人事だったんですが、定年が近づいてきた今となっては…正直ちょっとビビってます(笑)
定年後、年金だけで暮らせるかどうかなんて、誰にも保証できません。
むしろ、年金だけでは毎月赤字になるなんて話も。
そんな時代に、私たち60代はどう備えていけばいいのか?
今回は、自分の体験もちょこちょこ交えつつ、**「安心して老後を迎えるためのリアルな対策」**について書いてみます!
1|年金だけじゃ足りないのが現実
「年金さえあれば、あとはのんびり…」
そんなの、もう昔の話です。
実際、高齢夫婦無職世帯の平均支出は約月27万円(※総務省「家計調査(2023年)」より)。
一方で、公的年金の平均受給額は、
- 夫婦2人で平均 月額20万円前後
- 個人だと 男性:約16万円/女性:約10万円台前半
つまり、月5〜7万円前後の赤字という家庭も少なくないということです。
しかも、ここに医療費・介護費・固定資産税・修繕費などが加わると、正直なかなか厳しいですよね。
2|じゃあ、どうすればいいの?
安心して暮らすには、具体的に何をすればいいのか?
ポイントはこの3つです。
✅ ① 無駄な支出を「見える化」してみる
意外と効果があるのが、まずは家計の棚卸し。
- 「使ってないサブスクは解約」
- 「保険の見直し(内容と掛け金)」
- 「スマホ料金の格安プラン移行」
私は実際にこれで月7,000円ほど浮かせました。
年単位で見ると8万円以上!
ちりも積もれば…ってやつですね。
✅ ② 小さな収入を“コツコツ”つくる
「働く」といってもフルタイムじゃなくていいんです。
たとえば…
- 月数回だけの単発バイト(図書館・施設管理など)
- 知人の子供に教えるちょっとした家庭教師
- 趣味の延長でハンドメイド作品をフリマ出品
私の知り合いは、月2回だけ地域のパソコン教室で講師をして、月1万円ほどのお小遣い稼ぎになっています。
この「ちょっとプラス」があるだけで、心のゆとりがグンと違います。
✅ ③「楽しみながら」ちょこっと稼ぐ道を探す
将来まで続けられるのは、やっぱり**「好き」や「得意」を活かした稼ぎ方**。
- 旅行好きなら体験記ブログ
- 手芸が得意ならネット販売
- 読書好きなら書評動画やnote発信
続けやすいのは「やってて楽しいこと」。
疲れず・焦らず・コツコツとがポイントです。
3|70歳すぎてもムリせず稼ぐには?
70歳を過ぎると、体力面や通勤のしんどさが現実的な問題になります。
そんなときに頼れるのが、**在宅でできる「ゆる副業」**です。
▶ 在宅副業ってホントにできるの?
可能性はあります。
たとえば、ブログアフィリエイトなら、自分の経験を記事にして、そこに広告や商品紹介を載せて収益化できます。
- 「定年後の趣味生活」
- 「NISA体験記」
- 「健康維持のための散歩術」
など、誰かの役に立つ情報=価値になります。
ただし、最初は収入にならないことも多く、続ける根気は必要です。
とはいえ、継続できれば“ほったらかし収入”につながる可能性も十分あるので、挑戦してみる価値はあります。
▶ 趣味起業というスタイルも
- 手芸
- 写真
- パン作り
- 野菜づくり
こうした「手に職」「こだわり」をちょっとだけ広げて、
**小さな“おすそ分け起業”**みたいな形にしていくのもありです。
フリマアプリやSNSの活用で、初期費用ほぼゼロでもスタートできます。
4|ちょっとだけ私の話を…
私は40代のとき、妻の希望もあってマンションを購入しました。
ローンの支払いは正直きつかったですが、定年と同時に完済!
今は家賃の負担がないぶん、かなりラクになりました。
「年金だけでは心もとないな…」と感じ、副業や情報発信にもいろいろ挑戦。
完全な自営業にはまだ届いていませんが、少額NISAにもチャレンジ中。
一応、投資家…のはしくれ?(笑)
今後も「楽しみながら、老後の安心をちょっとずつ増やす」気持ちで、
ゆるくチャレンジを続けるつもりです。
まとめ:焦らず、少しずつ自分なりの対策を。
老後破産という言葉、怖いですが、必要以上に不安になることもありません。
大事なのは、**「行動しないことが一番のリスク」**だと気づくこと。
- 固定費を見直す
- 小さな収入をつくる
- 好きなことで少しでも稼ぐ
- ゆるく副業・投資にトライする
これらを、焦らず・無理せず・コツコツとやるだけで、
将来への備えとしては十分立派だと思います。
「大成功」じゃなくていい。
“まあ、なんとかなるか”と思える毎日を一緒に目指していきましょう。


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