こんにちは、おっさんです。
最近、握力を鍛えるために100円ショップで買ったゴムボールを使っています。
手のひらサイズで、柔らかすぎず硬すぎず、ちょうどいい弾力。
これをテレビを見ながら、読書をしながら、あるいはちょっとした空き時間にギュッギュッと握っているだけ。
たったそれだけですが、握力の衰えを防ぐのにとても役立ちます。
日頃はデスクワークでキーボードを叩いているだけですから、握る力が衰えてますからちょっと鍛えようかと。
今回は、「ゴムボールを使った握力強化がなぜおすすめなのか」、そして「中高年にとって握力を保つことがどんな健康効果につながるのか」についてご紹介したいと思います。
■ なぜ握力が大事なの?
握力というと、スポーツ選手や若い人がトレーニングするもの、というイメージがあるかもしれません。
でも実は、握力は中高年にとってもとても大切な体力の指標のひとつです。
厚生労働省の調査でも、「握力が弱くなると全身の筋力が落ちているサイン」だといわれています。つまり、握力の低下は、身体全体の衰えの始まりとも考えられるんです。
さらに近年の研究では、「握力が強い人のほうが長生きする傾向がある」との報告もあります。握力は寿命とも関係しているというから、驚きですよね。
■ ゴムボールで握力トレーニングを始めたきっかけ
私がゴムボールを使い始めたきっかけは、「なんとなく手の力が落ちてきた」と感じたからです。
瓶のフタが開けにくくなったり、買い物袋を持っていて手がすぐに疲れてしまったり。特に、瓶のフタみたいに結構力をつかったりすると、中途半端に握力が残っていたりするので、筋が耐え切れずに痛んだりもするようになっちゃいまして。
「このままじゃマズいかも」と思い、とはいえジムに通うのは面倒…。
そんなときに見つけたのが、100円ショップのゴムボールでした。
値段も手ごろだし、サイズも扱いやすい。
見た目はおもちゃのようですが、これが意外と侮れないんです。

■ ゴムボールのメリット
100円ショップで手に入るゴムボールには、意外と多くのメリットがあります。
- コスパが良い:100円なので、続かなかったとしてもダメージが少ない。
- 手軽に使える:テレビを見ながら、散歩の途中に、ベッドの上でもOK。
- 安全性が高い:無理に力を入れすぎることもなく、手や指にやさしい。
- 握力以外の効果も:指先を使うことで、脳への刺激にもつながる。
特に「ながら運動」として取り入れやすいのがポイントです。
毎日コツコツ続けるには、「気軽さ」がとても大切ですよね。
■ 握力を鍛えると、こんなにいいことがある!
中高年にとって握力を鍛えることで得られるメリットをいくつか挙げてみましょう。
1. 転倒予防につながる
握力と下半身の筋力、一見関係なさそうですが、実は連動しているそうです。
握力がある人は、全身の筋力も維持されやすく、結果として転倒のリスクも低くなるとか。
2. 日常生活がラクになる
瓶のフタが開けやすくなる、買い物袋を長く持てる、洗濯物を干すのがラクになるなど、ちょっとしたことが快適になります。
手の力が弱ると、日常のあれこれがストレスに変わってしまうので、握力キープは大切です。
じいちゃんなどは80歳をいくつも過ぎると、まず物を持つのに苦労してますし。
3. 認知機能の低下予防
実は、握力を鍛えることは脳にもいい影響を与えるという説があります。
手を使う作業は脳への刺激が多く、特に指先を動かすことで前頭葉が活性化すると言われています。
4. 血流が良くなる
手を動かすことで、血液の流れがスムーズになり、冷えの改善や疲労回復にも効果があると感じます。
特に冷え性の人や肩こりが気になる人には、手軽な対策になります。
■ ゴムボール握力トレーニングのやり方
とても簡単です。
- 手のひらにボールをのせて、ゆっくりギューッと握ります
- 5秒間キープして、ゆっくり緩めます
- 10回程度を1セットにして、左右それぞれ行いましょう
慣れてきたら、指先だけでつまむようにして握ったり、指を1本ずつ使ってみたり、いろいろなバリエーションを加えてみても面白いですよ。
■ 続けるコツは「生活の中に溶け込ませる」
ゴムボールでの握力トレーニングは、とにかく「継続」が大切。
とはいえ、筋トレのように意気込むと続かなくなるので、生活の中に自然に取り入れるのがコツです。
私の場合は、食後にテレビを見ながら10分だけ。
「ながら」でOK、力を入れすぎなくてもOK、でも続けていると、明らかに手の力が戻ってきたのを感じています。
100円のゴムボールで、健康への第一歩。
手軽に始められる習慣として、ぜひ試してみては?


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